未来創想コラム

遺影を撮りました。

投稿日:2013年12月27日

カテゴリ : 手元供養に関するコラム

先日、大阪梅田で開催された「終活フェア」のイベントで遺影の撮影をしました。
いえ、遺影の撮影ではなく、祭壇に自分の遺影を置いた時のイメージを撮影していただきました。

黄昏る女性花祭壇に遺影の枠がありまして、そこに顔を出して撮影してもらいます。
観光地によくありますよね、顔出しパネル(顔出し看板)。
こんなかんじですが、いかがですか?
被写体が悪いので、何とも言えませんか?

生前に遺影を撮影するという話は最近良く聞くようになりました。
会場では遺影撮影会も開催されていました。
遺影の撮影専門のカメラマンもいらっしゃるそうですね。

私も父の遺影を決めるのが大変でした。
母と二人で探したのですが、なかなかよいものが見当たらず、結局選んだ写真は笑顔はいいのですが、「パジャマみたい」なシャツ姿で、後々他にはなかったのかと言われました。
そんな経験から、母は自分の写真を選んで逝ってしまいました。

今日は、遺影を撮るという考え方とは反対?ちょっと違った考え方をご紹介します。

毎日新聞・女の気持ち 11月21日 「母の遺影」
この投稿の方のお母様の遺影は「優しくほほ笑み、前に大きく差し出した手がバイバイでもなく握手でもなく、パワーをあげるとでも言っているような不思議な写真」だそうです。数年前に帰省した孫を見送るときの一枚ということです。
お坊さんにも「何ともいい写真ですね。この笑顔と差し出した手が今後も皆さんを慰めてくれるでしょう」と言っていただいたそうです。
小さな額に入れたこの写真を「うれしい時、悲しい時、不安な時、そっと写真の手にふれ、胸にあててパワーをもらっている。『大丈夫、大丈夫』と母の声が聞こえてくるようだ。」

生前に遺影を撮影してもらうと「よい写真」はできると思うのですが、スナップ写真のようなストーリーがありませんね。
スナップ写真はその写真をとった時のこと、表情や会話などが思い起こされます。
そこで、生前遺影を撮影するという方法もありますが、ぜひスナップ写真をたくさん撮りませんか?
高齢になるとなかなか写真を撮る機会がないと思いますが、今はデジタルですので、ご両親の普段の姿もパチパチ撮っちゃいましょう! ご夫婦でパチリと撮り合うのもいいのではないですか?
お孫さんはおじいちゃんおばあちゃんに会うたびに撮りましょう!
カメラに自然に収められた表情にきっとその方らしさが映されると思います。
実は、私は写真に撮られるのが好きではありません。でも、これからは嫌がらずに撮ってもらおうと思います。その中の一枚がきっと遺影になるのですから。