能動的な生存者として尊重する 東日本大震災被災者に対して

投稿日:2011年4月21日

カテゴリ : 手元供養に関するコラム

イスラエルのトラウマ治療専門家(モシェ・ファルヒ博士)という人の記事を読みました。

シカは狼を見たら走る。
それを逃げたのでなく、脅威と戦い、正しく対処している姿だと肯定することだ。

なるほど!

水を1杯渡すのではなく、
「好きな飲物を選んできて」と勧める。
人生と日常を自ら動かしているという感覚を取り戻せるように・・

なるほど!

災害発生前からのことを書き起こすこと。
「とんでもない災害だ」という表現で済ませず、
「2つの石が落ちた」などと具体的に書き込む。
悪いことは永遠に続くと思いがちだが、
いくつかの事象は既に終わっていることが分かる。

なるほど!

1週間先の予定を手帳に書き込む。
少しは挑戦的な予定を書いてもよいが、失敗の可能性が高い予定は避ける。
規則正しい生活を心がけよう

なるほど!

何でもいいから安心感の得られる『何か』を見つける。
物かもしれない。音楽を聞くことかもしれない。

なるほど!
最後に

「他人を使う能力」も対処能力の一つだ。
私にもどんどん声をかけてほしい。

と記事は結ばれていました。

この中でも特に、2つ目の「選ぶ」という行為に注目しました。
というのは、お客様と対応していて、
悲しみの中にいるときにも「どれにしようかと考え、迷い、選ぶこと」が
一歩を踏み出す力になっていると感じているからです。

先日もご主人様を亡くされた高齢の奥さまが娘さんとお孫さんと共にお見えになりました。
カロート®ペンダントを選んでいるときに、最終的に2つのうちどちらにしようか迷われて
「涙のしずく」にします。
「これが、いいねえ?」と娘さんに向けられた顔はとても穏やかないい笑顔だったのです。

被災者のみなさまが一歩一歩、歩みだされることを祈っています。


2年ぶりに咲きました

手元供養に関するコラム 遺骨ペンダントに関するコラム 手元供養に関するコラム