世界の骨壷

投稿日:2013年8月23日

カテゴリ : ミニ骨壷に関するコラム

ミニ骨壷という名称で小さなお骨壷を販売するようになって10年くらいでしょうか。
葬儀のことも仏具のことも何も知らなかった私です。今でもあまり詳しくはありませんので、お客様に聞かれて慌てて調べることもたびたびです。

さて、骨壷というと日本では、白い陶器を思い浮かべますが、最近では色や柄のあるものもあります。
先日、お客様が粉骨のために持参されたお骨壷はきれいなお花が描いてあって素敵でした。

ところで、海外のお骨壷はどんなものがあるか御存知ですか?
アメリカで開催されるNFDA(National Funeral Directors Association)の展示会に年1回参加していますが、世界にはいろいろなお骨壷があります。
特に最近はきれいな物がたくさん展示されています。
素材も陶器・金属・ガラス、変わったところでは木製や土製、岩塩(自然に還る)、散骨用のものなどいろいろな素材で作られています。

  

一番最初に参加した時にびっくりしたのはサイケデリックな色柄の金属の骨壷でした。
「何?骨壷????」と、びっくりしてたずねてみると何とそれはハーレーのオイルタンクだというのです。ハーレーダビッドソンにはものすごい愛好家がいらっしゃるそうで、骨壷までハーレーで、霊柩車もハーレーが先導したりするのだそうです。
かっこいいですね。

  
出典:http://www.boothillhearse.com/services/motorcycle-memorials/

最近はエコ流行りで、自然に還る素材のものがたくさん開発されています。
昨年見て新しいなと思ったのは、骨壷がプランターの役割を兼ねていて、骨壷を置いて木を育てることができるのです。

悲しみは消えることはありませんが、いつか喜びがやってくることを感じさせてくれる、育てるという喜びも感じられていいかもしれないと思いました。
ただし、日本では遺骨を墓地以外に埋蔵することは禁止されていますので、ご注意下さい。

墓地、埋葬等に関する法律 >>
“第四条  埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない。”

アメリカに従来からある金属の骨壷もデザインが素敵です。インテリアとしても機能もあり、お家においておきたいと思える物がたくさんありました。
何しろこの展示会では、いつも驚かされます。

毎回感じるのは、亡くなった人を思う形に「べき」や「ダメ」はないということ、そして故人を悼む気持ちは世界共通だなということです。

アメリカで行われる展示会ですが、ヨーロッパやアジアからの参加もあって、ヨーロッパ伝統のガラス製やベトナムや中国の木製・竹製の骨壷もあります。
今年も10月末、テキサスで開催されます。また、新しい出会いを求めて行ってまいります。

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